もったいない学会
「もったいない学会」の自動車燃料についてのシンポジウムに出かけた。
昼は、久しぶりに吉野家の牛丼並。たまに食べると旨い。
ピークオイルとなったときに自動車燃料をどうするかということなのだけれど、話を聞いていると、どうもいつまでも現在と同じエネルギー、資源があって、貿易なども変わらないという幻想があるようだ。
原油価格が今日も86ドルの最高値を更新しているし、発電用石炭のスポット価格が主力のオーストラリア産は1トン74―76ドルと最高値を更新している。鉄鉱石よりもレアメタルなどの重要な素材が高騰する可能性がある。
石油価格が上昇すれば、今の台数の自動車が走り回ることが可能かと言えば、それは無理だろう。
原子力が有望という話を、電力中央研究所のおじさんがしていたが、使用済み燃料の管理、放射能に汚染された廃炉の処理など、エネルギー収支だけで説明するのは無謀だろう。やはりライフ・サイクル・アセスメントが必要だと思う。
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