椎の実を拾った
投機マネーが、大量に石油と穀物に流れ込んでいる。日本は給料が上がらずに、年末に向けて、ガソリンや食糧を初めとして、物価が上昇することは必至だ。今のままで十分飽食なのだから、当面は消費を押さえることで対応できるのではないだろうか。
それよりも、近い将来もっと厳しい状況になるのだから、少しずつものが足りなくなることに慣れていくということだろう。
きたきつねが今一番気にしているのは、中国の元の為替レートだ。現在は元の為替レートは変動幅が管理フロート制で、前日比0.5%までに押さえられているので、急騰はない。しかし、大幅な対中貿易赤字をかかえているアメリカは、元の為替レートは20%から30%過小評価されているとして、元の切り上げを求めている。
元の為替レートが上がることは、元の購買力が上がることになる。ということは、今でも資源、エネルギー、食糧を買いあさっている中国が、購買量を増やすことになるのではないか。
世界の工場の中国から輸入が多い国にとっては、輸入価格の上昇となる。100円ショップが無くなる可能性もあるだろう。評判の悪い中国製食品も値上がりするだろう。
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