立冬を過ぎてもまだ冬は遠い
昼の散歩道で、アキアカネ、モンシロチョウなどが飛んでいた。部屋に戻って、窓を開けたらところ蚊が入ってきた。立冬を過ぎてもまだ冬は遠いようだ。
『ALWAYS 続三丁目の夕日』について、ネットに「VFX技術をさらにパワーアップし、舞台となる昭和34年当時の「東京駅」や「羽田空港」、「空のみえる日本橋」などを再現している」とか「映画の中には当時の人々の暮らし振りが、綿密な時代考証をもとに描き出されている」などと書いてある。ちょっと待ってくれだ。
映画の中の「羽田空港」は、昭和30年に新しい旅客ターミナルができたはずなのに、随分ボロだったし、日本橋の向こうに見える町並みは現在のままのようだ。東京タワーの見える高輪や浜松町あたりも戦災にあっていると思うので、あのようなボロボロの町並みだったのだろうか。
山崎監督は昭和39年生まれだから、綿密な時代考証ができているとは思えない。映画は、現在の築後数十年経った下町に突然昭和34年の人々がタイムスリップしてきたというSFムービーだったのだ。
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