消費者重視?
北西風が吹いて、最高気温が3.8度までしか上がらず非常に寒い一日となった。
オフィスが北部屋なので、暖房の利きが悪いので、25度の設定にしてようやく20度。
福田首相が施政方針演説で『消費者重視』などといいだしたけれど、今まで自民党は企業を重視して、消費者を軽視していたことを認めたということだ。いまさら消費者行政担当相というのもおかしな話だ。
各省庁の消費者行政の担当部門を集めずに、窓口機能を一元化するといったことでは、ただ手続きを二重にして複雑化するだけだろう。
年賀はがきから始まった、再生紙の古紙配合率の問題は、国内の製紙メーカー全体の問題になってきた。再生紙がリサイクルだから、環境に良いという盲信が根底にある。古紙を使うのは、新しいパルプを使って紙を作るよりも、加工や排水処理に必要なエネルギーが多くなることは知られている。
特に、最近のように質の良い古紙が、大量に中国に流れ出してしまうと、国内では質の悪い古紙を使うことになるので、古紙100%の再生紙は必要な品質が保てない。だから、年賀はがきの古紙配合率が指定よりも低くなってしまったのだ。
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