雪の日曜日
中国の冷凍餃子で農薬中毒がでた事件は、だんだんと大げさになってきた。マスコミはもうここぞとばかりに半狂乱と言っていい状況だ。それほど大騒ぎすることではなく、もっと冷静に正確な報道を心がける必要があるのではないか。
テレビは、騒ぐだけ騒いであとは知らないということを繰り返しているけれど、狼少年になってしまいそうだ。
食に関して、日本は自給率39%、穀物の自給率に至っては28%以下という悲惨な状況だ。輸入食料に大幅に依存している。安い食料を買い続けることで、国内農業が瀕死の状況になってきているのに、食の安全・安心などとのんきなことをいっている。
映画「亡国のイージス」で、対日工作員のヨンファがイージス艦を乗っ取って東京湾に進めるときに「日本人、これが戦争だ」と叫んだけれど、日本への食料輸入が減少すると、北朝鮮の国民と同じように、国民が飢えに苦しむことになる。
さらに、輸入が止まれば、飢餓が発生することは避けられず「日本人、これが飢餓だ」ということになる。こんなことが起こることも想像できない平和ボケ、飽食ボケでいいのだろうか。
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