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2008/03/21

自衛隊は何を守るのか

今日、福田首相が「政府全体として防衛省改革会議で議論し、防衛省、自衛隊の新体制を作ってほしい」と述べたらしい。

先日沖縄に行った時に買ってきた、高校の教科書「琉球・沖縄の歴史と文化」を読み終えた。その中に、沖縄戦で日本兵が一般住民を塹壕から追い出したり、食料を奪った記述の後、「日本軍の目的が、住民を守ることでなく、天皇制度の日本国家を守ることにあったからである。」と締めくくっている。

ふと、3月2日のサンデーモーニング(TBS)の中で、佐高信氏が海自イージス艦事故の背景にあるものとして、栗栖弘臣元統合幕僚会議議長発言として『日本国防軍を創設せよ』(小学館文庫)の文章を読み上げていたことを思い出した。

その本の中で「今でも自衛隊は国民の生命、財産を守るものだと誤解している人が多い。政治家やマスコミも往々この言葉を使う。しかし、国民の生命、身体、財産を守るの は警察の使命であって、武装集団たる自衛隊の任務でない。自衛隊は『国の独立と平和を守る』のである。 この場合の『国』とは、決して個々の国民を意味しない」と明言しているということだった。

教科書の記述と符合するではないか。栗栖元統幕議長は旧海軍軍人だから、国体護持がすり込まれているということで済まされることではない様な気がする。自衛隊を作り育ててきた人たちの考え方を表出しただけではないだろうか。

自衛隊が、象徴天皇制のこの国の独立と平和を守ることが目的だから、国民の生命と財産について考えていないから色々なことが起こってもおかしくないということだろう。

イージス艦の進路を妨害する漁船は沈んでもおかしくないし、護衛艦「しらね」が原因不明(?)の火事を起こして修理費に60億円必要でも「そんなの関係ない」ということだろう。

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