死神の精度

今日からロードショーが始まった『Sweet Rain 死神の精度』を見てきた。ポントカードが貯まったので、無料鑑賞。
開始10分前にいって真ん中に近い席が取れたので、それほど混んではいなかった。
映画としては、週刊文春のおすぎの評価通りの星二つ。日本映画は低コストはいいのだけれど、作りが雑で細かなところで破綻が多いのでいやになる。嘘は上手くつかなければと思う。
3話のオムニバス風だけれど、本当はつながっているという仕掛けをしたつもりのようだけれど、ちょっと失敗している。
主人公藤木一恵の人生に3度死神千葉が関わる形なのだけれど、時間軸がゆがみすぎている。それに、色々なところで必然性がない設定で、「?」と思うところが多すぎた。
調べてみると、1985年、2007年、2028年の3つの時代を舞台に展開することになっていて、藤木一恵が27歳、49歳、70歳ということになる。ロボットの孫を出すことで、2028年を表現したつもりだろうけれど、失敗している。それと、理髪店なのに散髪の下手なこと、酷すぎ!
死神が触ったバラが枯れるCGなどは、安ぽいなどと細かなことを考えなければ、面白い映画だと思う。
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