真壁のひな祭り

天気が良かったので、午前中、桜川市の真壁で開催中の「真壁のひな祭り」を家族で見に行ってきた。街の商店や個人宅で所蔵のお雛様を飾って見せてくれる。年々参加するところが多くなってきて、今年は171軒が参加している。
街の行事として始まったけれど、街の外からの見に来る人が多くなってきた。市や商工会なども力を入れる町興しの大きな行事となってきていいる。
特別なお雛様ということではなく、各家庭のものなので、最近の新しいものもあるけれど、真壁は古い町なので、江戸時代のお雛様も多く、保存状態が非常に良いものも多い。

街の中は、人がどんどん増えてきて、場所によっては非常に混雑するような状態になっていた。赤いハッピを着たおじいさんが、何かを叫びながら歩いていた。

昭和30年代のお雛様は、御殿に入っているものが多かったようで、始めて見たような気がする。

いつもの真壁の街は、他の地方の街と同じで、人通りの少ない静かな街なのだろう。街の中には、市の登録文化財に指定された建物が多いので、建物を巡る散歩も楽しいだろう。

普通のお雛様の他に、茨城県の各地にある吊し雛も飾ってあった。伝統的なものや新しい意匠のものなどなかなか面白い。

ステンドグラスのお雛様、陶器のお雛様、石のお雛様などもあった。街の人も多くの人が集まって嬉しそうだった。どれだけ経済効果があるか判らないけれど、商店も食べ物やグッズなども売れているようだ。お雛様を媒介に街の中に一体感が生まれるといいと思う。

最後にVOWネタ。イメージは「豚」のつもりだろうけれど、ちょっと違う。
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