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2008/03/16

サクラのロールケーキ

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北海道の日本海沖にある低気圧に向けて太平洋にある高気圧から暖かい風が吹き込んで関東地方は暖かくなって、18度を越えた。

今日は、友人の家に昼ご飯をおよばれ。とても旨いドリアだった。一緒に呼ばれた友人が持参した海草サラダも旨かった。きたきつねは、ひたち野うしく駅近くにある「ラ・マチェール」の季節限定「サクラのロールケーキ」を持参した。

このロールケーキは、予想以上に旨かった。スポンジケーキに、サクラの葉を細かくしたものが入っていて、ケーキの上には桜の花の塩漬け(桜漬け)が飾ってある。スポンジがちょっともっちりしていて、桜漬けの香りと塩味がアクセントになっていた。

「気候変動・クリーンエネルギー及び持続可能な開発に関する閣僚級対話」(G20)が千葉市で開催されていたが、今日閉幕した。

7月の北海道洞爺湖サミットに向けての準備会合で、京都議定書に続く温暖化対策の13年以降の国際的な枠組みについて議論したが、国際ワークショップの開催などが合意されているが、実際には各国の利害がからんでくるので、一筋縄ではない。

ブレア前英首相の基調講演で、「2050年に世界の排出量を半減するには1人当たりの排出量を米国は10分の1、日本と欧州は5分の1にする必要がある。これは大きな革命であり、国際協力なしに実現できない」といっているのが象徴的だろう。アメリカに温暖化ガス(GHG)の排出量を十分の一にしろといえば、鎖国するかもしれない。

最近、きたきつねは悲惨な被害がでてこなければ、国際的な合意は難しいのではないかと思い始めた。人は、目の前から1年くらいのことしか想像できないのではないだろうか。10年とか30年というのは、無限に先のこととしか捉えることができないような気がする。

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読売新聞に環境省の廃木材を原料にした世界初のバイオ燃料のE3普及事業が難航しているという記事がでていた。これも宮古島のE3と同じで、石油連盟のわがままが原因だ。

きたきつねの知り合いは、「石油連盟は、自己保身のために日本の将来を考えない国賊だ」とまで言い切っている。

「精製所で作るETBEに比べ、ガソリンと直接混ぜるE3は水分が混入しやすい」と石油連盟がいっているけれど、E3ガソリンは、すでにアメリカ、ブラジル、ヨーロッパで実際に使われていて問題が起こっていない。石油連盟の主張は、国際的に見て全く合理性がない。

それに加えて、税制、消防法などE3の普及の障害となるようなことが多すぎる。日本という国は、新しいことを排除するような規制を沢山作って、既得権を守る構造になってしまっている。

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