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2008/03/15

極美つくば展

080315_1

今日は七十二候の「菜虫蝶と化す」。月遅れの「涅槃会」。本来は旧暦の2月15日なので、3月23日になる。

茨城県つくば美術館で新極美術協会の「第3回極美つくば展」が開催中だけれど、油彩や日本画の中に、コンピューターグラフィックスの小品がでていた。

作者は、大関康次郎さんで、22歳で交通事故により四肢麻痺となり、アゴで電動車椅子で生活し、口に棒を咥えてマックを使って暑中見舞い、クリスマスカード、年賀状などを描いているという。

丸や四角などを基本に修正して描き上げているけれど、非常に良く描けている。

中国のチベット自治区で暴動が起こった。中国共産党は、ダライラマ14世の扇動によるといっているが、これまでのチベット自治区で行われている暴政を考えると、自発的に起こった暴動といえるだろう。暴動を鎮圧するために、軍隊が出動して、銃撃が行われていて、数十人単位の死者が出ているようだ。

北京オリンピックに向けて、世界が中国に注目している時を狙って、チベットの現状を世界に知らせようとチベット人が蜂起したということなのだろうか。確実に中国政府が強行に弾圧して、相当の死者が出ることは避けられないリスクを冒してまで蜂起したのは、チベット人がそれほどの厳しい状況に置かれているということだろう。

中国は、北京オリンピックに向けて色々な問題を抱えているけれど、もう一つ暴動が起こりそうな火種があって苦労している。それは、急速な経済成長に伴うインフレによる食料価格の上昇だ。経済成長の恩恵を受けているのは15億人の人口の極一部で、多くの人々は安い給料のままで暮らしている。

だから、一番大切な食料価格が高騰して、暴動が起こらないにしても、何百万人もの人々が街頭でデモ行進をすることになれば、中国政府の面目が立たない。対応を誤ると、一気に暴動になる可能性をはらんでいるだろう。

全国的に暴動が広がると、オリンピックどころではなくなるから、中国政府は必死にインフレ抑制対策を進めようとしているらしい。

国際宇宙ステーションに日本の「きぼう」の船内保管室のドッキングに成功して、今日土井飛行士達が入室に成功した。宇宙に日本の「領土」が初めて出現したということになる。これで、「きぼう」の打ち上げに弾みがついた。

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