CRとLF
Mac OS X上でWindowsアプリケーションをネイティブに動作させるための互換レイヤーソフト『CrossOver』が6.3にアップデートされた。
きたきつねの使っているソフトで日本語入力が上手くできなかった不具合は、6.2.1のアップデートで解消しているけれど、念のためアップデートしておいた。
昔の文書ファイルを使う必要があって、バックアップのMOから探し出してきた。MacOS8のファイルで、拡張子がないので、リネームソフトの「ReNa X」で、「ファイルの種類を判別して拡張子を追加」した。
Windowsで使う必要があったので、ファイルをダブルクリックしたところ、「メモ帳」が開いてしまった。すると、改行されないで、文章がつながってしまっていた。
そうそう、MacOSとWindowsでは、改行のコードがちがっていたことを思い出した。MacOSは「CR」だけど、Windowsは「CR+LF」だった。ついでにUnixは「LF」だ。
「CR」というのは、キャリッジリターンで、「LF」はラインフィードで、これはタイプライターの名残だ。
「キャリッジ」というのはタイプライターの紙を巻き付けて動く部分で、それを元に戻すということで「キャリッジリターン」。「キャリッジリターン」しただけでは、紙送りがないので、そこで一行紙を移動させるので「ラインフィード」することになる。
Windowsでは、「CR+LF」とタイプライターと同じ動きとなっているけれど、MacOSでは、改行コードを1バイトにするために「CR」だけとなったらしい。
いつも使っている「NoEdit」で改行コードを変換なしに読み出すことができた。最初から「NoEdit」を使っておけば良かった。
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