鳥が出なければ、ただの散歩に

とても不思議な色で小さなカタツムリがいた。絶滅危惧Ⅱ類のトビシママイマイのようだ。

天気が良く乾燥しているので、アカマツとクロマツの雄しべが開き、風で大量の花粉が放出され靄がかかったようだった。松の花粉は杉花粉よりも大きいので、アレルギーにはなりにくいのではないだろうか。

島中のマツが花粉を出しているので、靴を見ると、花粉が沢山付着していた。ただの散歩も5万歩近く歩くと、相当足に来るものだ。アップダウンのある道を一日30キロ近く歩くことになるので、年寄りにはきつい。休憩で座った姿勢から、立ち上がり動き始めは足が痛いけれど、少し歩くと平気になるのは不思議だ。
東京で大地震にあって、家に帰るには60キロほど歩かなければいけないので、一年に一度くらい練習しておくほうがいいかもしれない。

宿の近くの家の門柱の上に猫の石像が載っていて、前回飛島にいったときには、魚が糸の先に付いた釣竿を持っているだけだったけれど、今回は首に赤いエリマキ、バケツ、もう一本竿が増えていた。随分剽軽な猫になっていた。

飛島の宿は、民宿『美島屋』が定宿で10年ほどになる。食事は毎日朝晩魚尽くし。毎日同じにならないように気を使ってくれている。
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