「相棒-劇場版-」に降参

週刊文春で小林信彦さんが絶賛していたので、騙されたつもりで「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」を見てきた。
最近、日本映画の作りの雑さに失望気味だったけれど、監督の和泉聖治の大嘘に完璧に引き込まれてしまった。非常に良くできた映画だ。映画はこれくらいきちんと観客を騙さなければいけない。
テンポ良くストーリーが進み、予想以上の展開に驚いてしまった。日本で、数万人の人を殺す爆発物を使うのは、荒唐無稽すぎるから、上手い設定だ。本当に嬉しくなった。
水谷豊は、好きな俳優ではないので、テレビの「相棒」は見たことがなかったけれど、見て良かった。テレビよりも映画の方が迫力がある。
衆議院会館の中があんなに近代的ではないし、議員の部屋もかっこよすぎだけれど、なかなかそれらしくて良い感じ。警視庁の刑事部長の部屋ももっと書棚とか書類が沢山あるような気がするが、十分だろう。
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