最高の人生の見つけ方
雨で屋外での活動は無理なので、午前中見たいと思っていた映画「最高の人生の見つけ方 THE BUCKET LIST」を見に行ってきた。
余命半年の末期ガンの自動車整備工のカーターと実業家で大金持ちのエドワードの二人が入院先の病院で相部屋となるところから話が始まるのだが、エドワードとカーターを演じるそれぞれの俳優がさすがだ。
エドワード役のジャック・ニコルソンが、金さえあれば何をしてもいいというわがまま親父を、カーター役のモーガン・フリーマンの自動車修理工だけれど知的な倫理観のある親父をうまく演じていた。それぞれの雰囲気をハッキリとすることで、話が非常に面白くなっている。
原題「THE BUCKET LIST」は、「棺おけリスト」という意味で「死ぬ前にしておきたいことのリスト」ということらしい。カーターが余命を医者から宣告させれてリストを書き始めて、それを見たエドワードがそれをやってしまおうとカーターをさそい、金にあかせて3ヶ月間かけて二人で実行していく。これがガキっぽくてすごく良い。
そのリストの実行を手助けするエドワードの秘書トーマスが、最初は良くわからないやな奴のようだけれど、だんだんと二人の遊び(?)にきっちりとつきあい始め、最後に、二人の遺骨を山の頂上に納める役目を果たすというところもよかった。
アメリカ人の中にあるキリスト教のあり方みたいものもあるようだが、キリスト教のを理解していないきたきつねには良くわからなかった。
命あるものは確実に死ぬのだから、どうすればいいのか考えさせられる良い映画だった。自分のできる範囲の棺桶リストを書いておこうかな。
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