« 栗の花が咲き始めた | トップページ | ぼくたちの七〇年代 »

2008/06/10

上弦の月

080610_2

今日は旧暦5月7日上弦の月。暦の上での梅雨入りで「入梅」。「時の記念日」

七十二候の「腐草蛍となる」で、そろそろゲンジボタルが出てくる頃だ。梅雨の晴れ間で、天気が良くなって気温が27度近く上がり夏日。久し振りに月が見えた。

どん日程が埋まっていく。今年も旅人が続くようだ。

今月18、19日の2日間にスルメイカ漁を一斉に休むことが決りそうだ。漁船の燃料の高騰の影響をアピールするためらしい。漁業は、後継者不足で苦しんでいるところに、燃料費の高騰で休漁と、国内漁業が崩壊する予兆のような気がする。

原油価格と穀物価格の高騰は、生活必需品である食品の価格上昇となっていて、食糧危機の不安もでてきた。食糧の輸出禁止や輸出関税などの措置を採っている国がでてきている。以前から書いているように、穀物の国際流通量は限られているので、天候不順による凶作やどこかの国が多く買い付けたりすると、一気に不足してくる。

アメリカの穀物在庫量は危険ラインを切っているので、これから秋まで北半球の穀物収穫が始まるまでの間に、何かあると大変だ。

ところが、「日本はこれまで上得意なのだから必ず売ってくれる」等といった楽観論の人が沢山いることに驚いている。自分の国民を飢えさせてまで食糧を輸出するお人好しは居ないし、少しでも高く買ってくれる国に売るのは商売の基本だろう。

実際、国際市場で日本はマグロなどの食品で買い負けする状況が起こっているのをみれば明白だろう。

他の資源と違って、食料は命に直結するものだから、自家用車を一週間我慢して自転車や徒歩で暮らすことはできても、食事を摂るのを一週間我慢することは難しいだろう。

韓国のアメリカ産牛肉の解禁に反対する大規模なデモが起こって、全閣僚が辞表を提出する事態になっている。発足して間がない李政権を揺るがすことになりそうだ。

|

« 栗の花が咲き始めた | トップページ | ぼくたちの七〇年代 »

コメント

本当にそうですね…。何故こんな状態で皆平気でいられるのか、とても不思議です。

日本政府も農業をバックアップする様子も見られない。

農家は農家で、先祖代々の土地にこだわり、農業を新しくやろうとする人に土地をわけてくれることもしない。 農業の企業化も未だ進まない…。
日本にはネジ一つ回せない、自分の食べ物も作れない。心も荒んできている。そんな人ばかりだ…。
全滅しないためにも一度痛い目をみたほうが良いのではないでしょうか?
上野公園の鳩がうまそうに見えるようなダメージが必要なんじゃないでしょうか?
農業が活性化されれば、おのずと、工業、商業は元気になっていくのではないでしょうか?
この高齢化社会が一段落して人口が減り、農業さえ何とかすれば、江戸時代くらいの満足感で日本人は暮らせるんじゃないでしょうか?

投稿: 理科人 | 2008/06/10 23:03

理科人さん

食糧というのは、工業製品と違って、足りなくなったからといって簡単に作ることができないことをみんな忘れています。

平成5年の大冷害くらいで、大騒ぎしていますけれど、それどころではないことが起こる可能性があります。

食糧の状況が悪くなると、きたきつねのような年寄りは寿命が一気に短くなりますから、人口は確実に減りますね。

投稿: きたきつね | 2008/06/11 22:09

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24505/41495225

この記事へのトラックバック一覧です: 上弦の月:

« 栗の花が咲き始めた | トップページ | ぼくたちの七〇年代 »