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2008/06/20

朝日新聞の素粒子「死に神」問題

出張中で新聞を読んでいなかったのだけれど、18日朝日新聞夕刊1面のコラム「素粒子」で、宮崎勤死刑囚の死刑執行にからみ鳩山邦夫法相を「死に神」と表現したことについて、ネットで話題になっている。

きたきつねは、鳩山法相が死刑執行をきっちりと進めていることに喝采を送っている一人として、朝日新聞のコラムは異常だと思う。逆にマスコミは、これまでの法相の職務怠慢を非難すべきではないかと思っている。

鳩山法相が朝日新聞に抗議したらしいけれど、法律に基づいて職務を全うしていることについて、「死に神」と表現することは朝日新聞の体質が露呈したということだろう。

新聞社には読者から約1800件の抗議が来ているというけれど、当たり前の反応だと思う。新聞記事に対してこれほどの抗議が寄せられたことは珍しいのではないだろうか。

朝日新聞は、「死刑執行の数の多さをチクリと刺したつもりです」とか「法相らを中傷する意図はまったくありません」といっているけれど、死刑執行の数が多いことがなぜいけないのか理解できない。

紙面に新聞社の論説委員が書くことは新聞社の意見であり、今回の内容は「チクリ」と刺すようなものではない。きちんと新聞社としての考え方をコメントすべきだろう。

朝日新聞が死刑反対であれば、全紙を挙げてきちんと法律改正も含め議論すべきではないか。現行法で死刑は正当な刑罰であり、多くの国民が支持していると思う。

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