« 秋葉原で無差別殺人事件 | トップページ | 上弦の月 »

2008/06/09

栗の花が咲き始めた

080609_1

午前中は雨。栗の花が咲き始めた。

昨日の秋葉原無差別殺人事件は、情報は増えているが不可解なことは変わらない。単純に異常と切り捨てることもできないし、正常な人間がこのようなことをするとは思えない。

ローマで開かれていたFAOの「食糧サミット」の共同宣言は、バイオ燃料の見直しや食糧輸出規制の自粛・撤廃など大切な問題がハッキリした表現に成らなかった。国連の弱点が露呈した形になった。

産油国だったドバイが、通商と観光の国として転換を図っていることはニュースで流れている。その他、石油精製施設、高速鉄道網などのインフラ整備に力を入れ始めている。ドバイ自体は石油が枯渇して産油量が激減している。

ピークオイルが起こっている傍証ととらえるべきなのか、アラブ人の高等な駆け引きなのかだんだん判らなくなってきた。

中東の産油国は、原油高騰の恩恵を受けているけれど、増産しないのか、増産できないのかそこのところがハッキリすると、大恐慌が起こる可能性が高くなる。

原油高は石油消費型経済に与える影響はこれから大きくなってくる。日本のような資源を加工して付加価値を付けて輸出して外貨を稼いでいる国にとって、同じコストで製品を作ると生産量は減ることになる。

一方、原油の輸入量を減らさないようにするには、輸出量を増やさなければ外貨を稼ぐことができない。生産量を減らして輸出を増やすことは、国内での販売量を減らすことになる。

そうなると国内の経済は低迷することになり、燃料価格が高騰すると他の製品を購買することができなくなる。そうなるとさらに経済はさらに低迷することになる。不況スパイラルが続くと、どうなるのだろう。

|

« 秋葉原で無差別殺人事件 | トップページ | 上弦の月 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 栗の花が咲き始めた:

« 秋葉原で無差別殺人事件 | トップページ | 上弦の月 »