栗の花が咲き始めた
産油国だったドバイが、通商と観光の国として転換を図っていることはニュースで流れている。その他、石油精製施設、高速鉄道網などのインフラ整備に力を入れ始めている。ドバイ自体は石油が枯渇して産油量が激減している。
ピークオイルが起こっている傍証ととらえるべきなのか、アラブ人の高等な駆け引きなのかだんだん判らなくなってきた。
中東の産油国は、原油高騰の恩恵を受けているけれど、増産しないのか、増産できないのかそこのところがハッキリすると、大恐慌が起こる可能性が高くなる。
原油高は石油消費型経済に与える影響はこれから大きくなってくる。日本のような資源を加工して付加価値を付けて輸出して外貨を稼いでいる国にとって、同じコストで製品を作ると生産量は減ることになる。
一方、原油の輸入量を減らさないようにするには、輸出量を増やさなければ外貨を稼ぐことができない。生産量を減らして輸出を増やすことは、国内での販売量を減らすことになる。
そうなると国内の経済は低迷することになり、燃料価格が高騰すると他の製品を購買することができなくなる。そうなるとさらに経済はさらに低迷することになる。不況スパイラルが続くと、どうなるのだろう。
| 固定リンク
コメント