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2008/06/22

奇跡のシンフォニー

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朝から雨。疲れていたけれど、見たい映画が目白押しで公開されている中で、昨日から公開の「奇跡のシンフォニー」を見てきた。

母親がクラシック、父親がロックのミュージシャンということで、天才的な音楽の才能をもった孤児の少年が、見たこともない両親を音楽を通して自分を表現して捜し出すという物語だ

少年は、両親の才能を受け継いで、自分の周りの音が全て音楽に聞こえるという能力をもっていて、養護施設から逃げ出してニューヨークで始めてギターに触れて弾きこなしてしまうし、ピアノ、パイプオルガンを瞬く間に弾き、作曲をしてしまう。

とうとうジュリアード音楽院に入り、作曲の才能を見いだされ、セントラルパークでのコンサートでオーケストラで自分の曲を演奏して、そこで両親と再会することになる。

もちろんそれまでの間に色々なことがあるわけで、浮浪児の問題などもでてくる。両親は偶然出会って、その後離ればなれになって、母親は子供が生まれて直ぐに死んでしまったと聞かされ、父親は子供の存在すら知らないのだけれど、どこか絆でつながっていることが暗示される。

もう一つ見逃せないのが、ブルースハープの存在だろう。両親が初めてであった時に、ニューヨークのビルの下で大道芸人が歩きながらブルースハープを吹いていた。

11年後に孤児のエヴァンがニューヨークに出てきて拾われた孤児を食い物にする男ウィザードが、そのブルースハープを吹いていた男で、エヴァンが自分の曲を指揮するために逃げ出した後、ウイザードが地下でブルースハープを吹き出してそのことが判る仕掛けになっている。

ウイザードがいなければ、エヴァンが楽器にふれることもなかっただろう。ブルースハープで、全てがつながってくる。

設定の無理さ加減に目をつぶれば、非常に心温まる、見ていて気持ちの良い映画だった。

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6月公開作の中でなにげに一番期待をしていたフレディ・ハイモア主演の『奇跡のシンフォニー』を新宿で観てきましたー。 ニューヨークの養護施設で育った11歳の少年エヴァン。生まれつき類い希な音感を持つ彼は、音楽を通じていつか両親に出逢えると信じていた。だが、その実... [続きを読む]

受信: 2008/06/24 20:45

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