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2008/07/16

幕張メッセは想像以上に近かった

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今日は新暦の「お盆の最終日」。真夏日。

早朝、散歩をしていたら、1センチくらいの白い綿のような塊を見つけた。よく見ると、小さなクモがへばりついていた。クモの巣だろうか?

幕張メッセに、乗り換え案内の時間通り常磐線、武蔵野線を使って行ってみたが、乗り換え時間が短く微妙だたけれど、1時間30分足らずで到着した。

問題は、新松戸から海浜幕張までの直通便が朝晩しかないところだろう。

セミナーを聞いたけれど、日本のエネルギー政策の貧弱さが浮き彫りになった気がする。資源もエネルギーもない国のエネルギー政策が、業界の利益のために将来を考えない体質になってしまっている。

バイオエタノールについていえばETBEの問題で、ETBEはエタノールのガソリンへの混合割合が7%くらいが限界になってしまって、エタノールの混合割合を多くできないのに、石油連盟は直接混合を認めようとしない。直接混合は、石油元売りのコントロールがきかないためで、石油元売りの利益しか考えていない。これは、エネルギーの多様化を阻害している。

バイオマスの利用についても、メタンガス発酵装置などの設置には補助金をだしても、発生したメタンガスやメタンガスで作った電力の販売価格については、放置したままだ。

ヨーロッパでは、バイオガスやその電力は特別割り増し価格で電力会社が買うような制度があるので、生産者はバイオマスの利用を一生懸命にするようになっている。

バイオマスは、石油に比べて利便性が低いために使われないので、特別な措置をしなければ、持続的循環社会のためにバイオマスが普及していかない。自治体での廃食油を使ったバイオディーゼル燃料のように、ボランティア活動では広がりがでない。

やはり、金銭的なメリットがなければ、継続できないだろう。

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