教員採用で贈収賄事件は広がる
こんな元気な人たちを見ていると、60歳までは、まだ青年と考えてもおかしくないくらいだ。
大分県の教員採用試験を巡る贈収賄事件は、やはり予想通りの展開で、直近の2年間で30人以上の口利きがあったということだ。2年間の採用は、各年次41名ということだから、半分近くが口利きで採用になっていたことになる。
その手口は、約半数を合格させるため点数を加点し、逆に合格点に達していた受験者の減点などの改ざんをしていた疑いがあるということだから、とんでもないことだ。合格点に達していたのに、減点された受験者は、係累に大分の教員関係者がいなかった人たちではないだろうか。
一次の筆記試験に合格さえすれば、二次は面接だからいくらでも調節できるというわけだ。結局、口利きで採用されている教員は、止めさせられることはないだろうから、もうけたということだろう。
だいたい、親代々教員一家などというのはこんなからくりがあるからではないだろうか。
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