宍塚の里山と子どもたち
先月の地元のリビング紙で紹介されていて、気になっていたた写真集『宍塚の里山と子どもたち』を、偶然友人から著者割引で買うことができた。写真集のタイトルの「宍塚の里山」というのは、きたきつねが時々通っている里山だ。きたきつねは、この里山で自然に触れながら散歩をしている。
この写真集の作者の大野祐子さんは、この里山が気に入って、東京から頻繁に通っているうちに、自然と遊ぶ子供達を見つけて、撮影するようになったらしい。
この写真の子供達は、「宍塚の里山」の自然を保全しようと活動している「NPO法人 宍塚の自然と歴史の会」が毎月実施している、里山子ども探偵団にやってきて、四季の里山を楽しんでいる。都会に住んでいて自然とふれあう機会の少ない子供達が、初めての泥んこ遊びや虫取りなど、最初は怖がっていたのに、喜々として楽しむようになっている。
そんな風景が切り取られている。見ていてうれしくなってくる。子供達の遺伝子には、自然と一緒になることができるように情報が組み込まれているのだろう。
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