「20世紀少年」の原作コミックスを読んだ

午前中は時折強い雨で、午後からは青空も顔を出した。
昨日見た映画の「20世紀少年」が今ひとつだったので、原作のコミックス「20世紀少年―本格科学冒険漫画 」 を24巻全部を見てみることにした。全巻を読んで判ったのは、いくつかのエピソードの省略や設定が変わっているところはあるけれど、映画は原作に忠実な映像となっていることだ。
でも、漫画の作者が映画の脚本を書いていて、映画でいう絵コンテが漫画として存在しているために、原作にある部分を忠実に作り込もうとするあまり、映画としてのスピード感がなくなっていのが、つまらなく感じた大きな原因だと思う。
それと、原作で重要なプロットがいくつか欠けてしまっているので、ちょっと意味不明な部分があった。小説が原作の映画だと、監督の解釈やイメージが生きてくるけれど、漫画が原作だと絵があるので、飛躍が難しいのではないだろうか。
原作は非常に面白かった。
18日に発生した福岡の小学1年生男児殺人事件は、犯人が母親だった。事件発生のニュースを聞いたときから、この事件の犯人は母親のような気がしていたけれど、予想していた通りだった。それにしても、近年虐待も含め子殺し事件は多くなっているらしい。
それと、親殺しも目立っているような気がする。
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