屋外彫刻展「雨引の里と彫刻2008」

桜川市で開催中の屋外彫刻展「雨引の里と彫刻2008」を見にいってきた。桜川市の旧大和村の農地や集落の中に彫刻が置かれている面白い展覧会だ。
1996年からこれまで7回開催されていて、きたきつねは2003年の第5回を見に行ったことがある。
桜川市の市役所の向いにある「大和ふれあいセンター シトラス」のインフォメーションセンターで、地図と作家のひとことを書いたパンフを貰って出発。無料の貸し自転車もある。

写真は大槻孝之氏の「Circle」。大きな鉄の輪が仲沢川の堤防の横に立っている。穴の向こうに筑波山を入れて撮影してみた。
今回は42名の作家の作品が展示されていて、全部回るのは無理だったので、半分だけ見て帰ってきた。どの作品も難解で、消化不良気味。前に見た作品は、まだ判るものが多かったような気がする。
彫刻までの道は、親切に赤い標識が随所にあって、迷うことはないだろう。

展覧会の作品よりもこちらの鳥居の方が、凄いような気がする。畑の中に半ばまで埋もれた鳥居が立っているけれど、大きな鳥居の向こうに神社らしきものはない。奥の方に入り口に板が打ち付けられた小屋があるけれど、これが社なのだろうか。ミステリアスな鳥居も前衛彫刻のような雰囲気があった。
それにしても何だろう。
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