子供の頃の住んでいた街をストリートビューする

googleのストリートビューで子供の頃住んでいたところを見てみたけれど、50年近い歳月で街の風景が大きく変わってしまっていた。
でも、神社やお寺は変化が少ない。
きたきつねは写真の豊平神社の参道の横の路地裏で、3歳から中学2年まで暮らしていた。
神社の境内で、鬼ごっこや雪合戦など暗くなるまで遊んでいた。シェパードに足をかまれたのもここの境内だった。
神主さんの息子が同い年で仲が良かったので、夜は、神社の社務所にあるテレビを見せて貰いにいっていた。昭和30年代になるまでテレビはそれほど普及していなかった。
7月15日のお祭りには、参道に出店がずらっと並んでいて、お小遣いを握りしめて通ったものだ。
家の裏にでると、十三丁目市場という肉屋、八百屋、雑貨屋など数軒の小さな市場があって、お鍋を持って豆腐、瓶を持って醤油や油を買いにいったものだ。肉屋は毎日昼過ぎに、店先で生きた鳥を処理して肉にしていたので、よく見に行ったものだ。
肉屋の息子が外国航路の船員で、店内に船の模型が飾ってあって、それが非常に良くできていたのを覚えている。それと、カニクイザルがいた。
ストリートビューを見ていると色々なことが思い出される。路地の中まで見ることができれば、意外と昔のままだったりするのかもしれない。一度いってみようかな。
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