パコと魔法の絵本
見たい映画はあったのだけれど、タイミングが悪いとなかなか行けなかったけれど、久しぶりに「下妻物語」できたきつねを虜にした中島哲也監督の「パコと魔法の絵本」を見にでかけた。
流石、中島流で、寝てしまうと記憶がリセットされるパコという女の子とその子の持っている絵本の物語で「ありえなーい」という設定だけれど、それが何となく納得させられてしまうところがよかった。ファンタジック・コメディーというやつだろう。
だいたい大会社の会長が、あんな変な病院に入院するのかから始まってつっこみどころ満載だった。
出演者もなかなか面白いメンバーだった。ダメになった元子役の自殺常習青年が、妻夫木聡というのが最後までわからなかった。看護師役の小池栄子が怪演していた。パンクな看護師の土屋アンナはスゲー!
老人は、途中から涙が止まらなくなってしまって、持って行ったハンカチはグチョグチョ。周りでも何人かすすり上げていた。
途中何カ所か3DアニメのCGが出てきたが、無くてもよかったと思う。
中島もっと面白い映画を作ってくれ!!
| 固定リンク
コメント