職場のメンタルヘルス講習会で蒙を啓く
アメリカ大統領選挙の投票が始まった。日本から見ていてもオバマ候補の優勢のようだ。マケイン候補は72歳という高齢だし、副代表候補のペイリン候補は不安材料が多いので、最後に黒人ということに対する拒否反応がでなければ当選は確実だと思う。
今日、職場のメンタルヘルス講習会で精神科の先生の話を聞いた。基本的なうつ病に関する解説と事例による話は非常に判りやすく勉強になった。
話を聞きながら、二年前に今の仕事に変わってから、うつ病になる症状で色々な部分で当てはまることが多く、ハッとした。そのことをかみさんに話すと、一年間くらい毎日朝「仕事に行きたくない」といっていたらしく、毎週出かけていたバードウォッチングにも行かなかったので心配していたらしい。確かに、一時本を読んでいても内容が頭に入らない時期もあった。
きたきつねの場合、原因ははっきりしていて、社長がきたきつねの仕事の軽重や将来展望を全く何も考えていなくて、仕事をつくれば勝手にできるだろうとしか考えていないことで、孤立無援の状態になってしまったことだ。「勝手にできるだろう」と考えているなら、勝手にやるということでストレスを緩和できたから、何とかこころの平静を保つことができている。組織の人間としては問題があるが、こころが壊れないほうがましだろう。窓際でひとりぼっちだからできることで、部下がいればそれも難しかったと思う。壊して早く辞めさせたかったのかもしれないけれど、壊れなかったということになる。
自分では気がつかないけれど、ちょっとしたことで抑鬱状態になるのかもしれない。色々な気分転換できる趣味を持っていなかったら、抑鬱だけで済まなくなり、危なかったかもしれない。年齢も老年にかかってくると、若い頃の精神力がなくなってきて、体力だけでなく精神的にも脆くなってくるのだろう。
講師もいっていたが、病気になりやすい人はいるらしいから、きっかけがあれば発病する可能性はある。
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