冬鳥が沢山帰ってきた
アリグモは、ちょっと見ただけではクロアリと同じにしか見えない。よく見ると足が4対ある。自然の造形というのは、見事なものだ。
散歩コースの途中にある家の壁で、ハラビロカミキリが産卵していた。
産卵場所を探す時間がないほど切迫していたのだろうか。でもこんな目立つところに産卵すると、鳥に狙われるのではないかと心配になる。
だんだん寒くなってきたので、虫達も越冬対策ということだろう。今日は、風も弱く暖かなので虫達を沢山見ることができた。
アブはハエの仲間で、ハチと比べるとあまり好かれないけれども、拡大してみると非常に綺麗な昆虫だ。
日向の枯れかけたシダに止まったベッコウハナアブは、毛皮をまとって、大きなサングラスをかけたようで、魅力的だ。
時々アブも写真に収めてみよう。
途中オナガグモを見つけて写真を撮ったけれど、今回もピントが上手く合わずに細長いミドリの何かになってしまった。
全体の長さは30mmくらいあるけれど、幅が1mmくらいで細すぎて、コンパクトデジカメでは手前の葉にピントがいってしまったようだ。
露出も背景が明るすぎた感じだ。
セイタカアワダチソウに、フタモンアシナガバチや、ニホンミツバチ、ハラナガツチバチなどが蜜を吸いにきていた。
セイタカアワダチソウは虫媒花で、この時期の虫達の大事な蜜源となっているようだ。
セイタカアワダチソウの花粉がアレルギーの原因のようにいわれているけれど、花粉はほとんど飛ばないので濡れ衣ではないか。
獣道のようなコースの途中でヤマカガシとアオダイショウにであった。きたきつねは、蛇にあまり縁がないようで、なかなか出会う機会がないので、ラッキーなのだろう。
直ぐに草むらに隠れてしまったので、ヤマカガシの頭の一部しか写真に撮れなかった。
雑木林やアシ原は、鳥の声や気配に満ちている感じがした。
カシラダカ、シロハラ、ツグミなど例年よりも早いようだ。猟期が始まったので、池にはカモが集まってきていた。マガモの中にヨシガモが2羽混ざっていた。
【市町村】 土浦市
【場 所】 宍塚大池と周囲の里山
【時 刻】 9:00~12:25
【天 候】 曇
【観察者】 きたきつねとその一味
【環 境】 雑木林、池、アシ原、水田、畑
【観察種】
1. マガモ 15. キセキレイ 29. ホオジロ
2. コガモ 16. ハクセキレイ 30. カシラダカ
3. ヨシガモ 17. セグロセキレイ 31. アオジ
4. ヒドリガモ 18. ビンズイ 32. アトリ
5. オナガガモ 19. ヒヨドリ 33. カワラヒワ
6. ハシビロガモ 20. モズ 34. ベニマシコ
7. オオタカ 21. ジョウビタキ 35. シメ
8. ノスリ 22. シロハラ 36. スズメ
9. チョウゲンボウ 23. ツグミ 37. ムクドリ
10. コジュケイ 24. ウグイス 38. カケス
11. オオバン 25. エナガ 39. ハシボソガラス
12. キジバト 26. ヤマガラ 40. ハシブトガラス
13. カワセミ 27. シジュウカラ
14. コゲラ 28. メジロ
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