麺や つるり
遅い原因は、つけ麺の汁を土鍋で一つずつコンロで沸騰させてから持ってくるようになっていて、コンロが6口しかないので、一回に6人分しかできないことだった。厚い土鍋で加熱しているので、つけ麺にしてもスープが冷えないように工夫しているということらしい。
結局、席に着いてから15分待ってやっと「醤油つけめん」が出てきた。麺は中太麺で灰色がかった色で、海苔の上に煎り粉を載せたものがのっていた。麺は、熱盛りを頼んだので、冷水で締めていない分少し柔らかめ。付け汁は、濃厚なゼラチンが沢山入っている感じで、モヤシ、キクラゲ、炙ったチャーシュー1枚、サイコロ状のチャーシュー、メンマ、万能ネギが入っていた。
店内の壁に貼ってある、雑誌の記事をみたところ、『尾道ラーメン醤醤軒』と同じ経営者が、去年の10月に全く違う味の店を新たに開いたらしい。麺をライ麦、讃岐粉、強力粉、中力粉、モンゴル産かん水、岩塩を使った自家製にしたらしい。ライ麦が入っているので、色がくすんだ感に見えたようだ。
そこそこ旨いと思った。でも並んで食べ終わるのに45分以上かかるようだと、昼食にくるのはちょっと難しいかもしれない。それより問題は、ちょっと脂が濃すぎたようで、胆嚢のないきたきつねにはちょっと無理だったようだ。脂が消化できなかったようで夕方下痢になってしまった。やはり、胆汁の分泌量が十分でなかったようだ。
胆嚢のある人は全く問題ないと思う。一度食べてみる価値はあると思う。

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