映画「20世紀少年<第2章> 最後の希望」

昨日からロードショーが始まった『20世紀少年<第2章> 最後の希望』を見てきた。
期待していったのだけれど、今回は大きく外れた。第1章のほうがまだまだましだった。下手すると、第3章の観客動員に影響するかもしれない。
第1章の時に書いたけれど、原作が漫画のため、あまりにもしっかりとしたカット割りがあるので、忠実にストーリーを追おうとするあまり映画がそれに引っ張られてしまっているのだ。だいたい連載漫画は、長くなればなるほど、筋が動いてしまうし、無理な設定になってくるので、実写版ではそこのところを上手く処理しなければいけないのではないだろうか。
さらに、カンナ役の平愛梨があまりにもイモな芝居をするので、もうボロボロになってしまっている。原作のカンナを演じているつもりだろうけれど、カンナは目を剥いていつも喧嘩しそうな感じではないだろう。原作のカンナとの落差は相当大きい。
どうもセットでの撮影になると、低予算のためか安っぽくて、一気に迫力が無くなってしまっている。
3部作にしなくても良かったのではないだろうか。
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