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2009/02/19

武道館の屋根の上の擬宝珠

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今日も冬日。晴れの日は霜が降りて家々の屋根は白くなっている。地面はずっと雨が降っていないので、乾燥していて霜柱ができていない。

本当に久し振りに地下鉄「九段下駅」近くで会議があって出かけた。何年振りだろう。国立近代美術館を見にきたのが10年以上前になる。武道館の屋根の上の擬宝珠も久し振り。

会議の帰りに靖国神社の参道を歩いて見た。なんとも巨大な鳥居だこと。

今日発売の「週刊文春」に中川前財務・金融大臣の酒癖のことがでていた。確かに農林水産省大臣の時に泥酔した感じの会見の様子をテレビで見たことがあるけれど、何度も問題行動があったようだ。お坊ちゃまなので結構線が細く、ストレスから逃れるために酒に走っているのだろうか。

日経BPnetの財部誠一さんのコラム「ビジネス立体思考」の「中川財務省辞任騒動の裏で 記者クラブは何をしていたのか」は、なかなか鋭いと思った。

大臣秘書官はなぜ記者会見をさせたのか
 最大の疑問はなぜ財務省は酩酊状態といっても良い状態にあった大臣に記者会見をさせたのか、だ。幸いにしてG7には日銀の白川総裁が同席してお り、記者意会見にも2人そろって臨んでいたのだから、中川前大臣をホテルの部屋で休ませ、白川総裁一人で記者会見をするという判断がなぜできなかったの か。私がもし大臣秘書官なら酩酊状態の大臣が世界のメディアの前に身をさらすことなど、断固阻止する。そんなことは秘書官としてのイロハのイではないの か。

財務省が官僚の言うことを聞かない大臣の首のすげ替えを狙っていて故意に会見に出したのではないかという疑問を呈している。

誰も会見の場で財務大臣を詰問しなかったのはなぜか
 さらなる疑問はあの記者会見にのぞんだ記者たちの態度だ。なぜ誰も記者会見の場で財務大臣の醜態ぶりを詰問しなかっただろうか。虚ろな目でしどろもどろになっている財務大臣の異常さを間近で実感しているくせに、何の異変もないかのごとく装いながら通常の質問を投げかけ続けた記者たちの欺瞞。あれは財務省への配慮だったのか。

この点も確かに不思議だ。新聞に寄れば中川前大臣は同行記者と会見の前にワインを飲みながら昼食を摂っていたという話も出てきている。実に不可思議だ。

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