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2009/03/31

つくば市の「回らぬ風車」訴訟

つくば市が2005年に設置した風車が計画通りに発電しなかった事業に関連して、市民グループが市原健一市長と当時の助役、新エネルギー推進室長を訴えていた訴訟の判決が3月3日に水戸地裁から出ていたことが判った。

訴訟内容は「市が2005年1月、風車23基の設置工事を五つの工事に分割して発注して、市内の建設会社同士で組んだJVがそれぞれ落札率 97.3~97.9%で受注した。しかし、各JVは2005年4月、東京都内の同じ建設会社にそろって工事を下請け発注した。ことがもともと関与する必要 のない地元のJVに工事を落札させて下請け会社への丸投げを容認し、市に不必要な負担を発生させたので、総額約3億円を賠償しろ」というものだ。

判決内容は、工事の発注者であるつくば市の幹部の責任を認めるもので、市の実務担当者だった当時の新エネルギー推進室長に約310万円の賠償を命じている。この判決を不服として、双方控訴した。

つくば市は早稲田大学を計画通り発電できなかったことで訴えている訴訟は、地裁で早稲田が敗訴となっているが、高裁で控訴審が行われている。

どちらの訴訟も、つくば市の責任は免れないものがある。早稲田大学の教授の話を鵜呑みにして補助事業を作り、それを地元の業者に受注させて、下請けに丸投げさせたというのは、誰が見ても可笑しい。

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コメント

風力発電というのは、風がなくては当然回らないけれど、風速がありすぎてもだめなようですね。今では風車の頭に星に照準を合わせて回転する天体望遠鏡装置のような、風の向きにあわせて適切な風速を受ける角度を計算し、自動的に回転して調節する装置がついていると、実際に風力発電にかかわっていた方からお聞きしました。

投稿: maiko33 | 2009/04/01 11:37

maiko33さん

そうなんですよ。風が弱くても強くても発電ができません。発電できるのは、大型風車だと3m/sくらいから25m/sまでの風速です。

強い風の時は、羽根を動かして回らないようにします。大きくなると複雑な制御をしています。

投稿: きたきつね | 2009/04/01 20:25

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