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2009/04/03

新日本石油が大々的にETBEを1%配合したガソリンを販売

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今日は、「いんげん豆の日」と「悪天の特異日」。残念ながら、快晴。

早朝、氷点下となり盛大に霜が降りていた。上空に低温の空気が張り出しているので、やはり快晴だと放射冷却で地表面は低温になる。

石油元売り大手の新日本石油が6月1日から、自社のブランド「ENEOS」の給油所約1000カ所で、従来のレギュラーガソリンに替えてETBEを1%配合したガソリンを販売すると発表した。

新日石はETBE入りのガソリンを「バイオガソリン」といいたいようだけれど、大いなる欺瞞としかいいようがない。

新日石は石油連盟の代表として、世界で主流となっているバイオエタノールを直接ガソリンに混合する方式に抵抗を続けている。理由は、直接混合だと石油元売りと関係なく、給油所で混合して販売できるからということで、石油連盟のコントロールが効かなくなるからだ。

それにETBEは、元々ガソリンの添加剤だし、バイオエタノールを原料に使っていても、もう一方の原料のイソブチレンは製油過程の副産物だ。バイオエタノールの3%混合した場合ETBEにすると7%になってしまうように、エタノールの混合割合には限界がある。E10やE25のようにエタノールを10%や25%にするのは無理ということだ。

また、ETBEは、人への長期毒性の疑いがあるといわれている「第二種監視化学物質」だし、オーストラリアではガソリンへのETBEの添加を禁止しているなど、別の問題もある。

ETBEは、バイオエタノール直接混合に対する嫌がらせでしかない。実際、環境省が実施している国内のE3プロジェクトをことごとく邪魔している。諸外国ではE85、E100も使えるのだけれど、石油エネルギー自給率が1%に満たない日本では法律でE3までしか使えないように制限しているのも、裏で石油連盟が糸を引いているのではないかと勘ぐってしまう。

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