レビー小体型認知症も気になる

認知症にピック病というのがあることを知っていたけれど、それ以上に多い認知症に「レビー小体型」というのがあるらしい。患者数からいえば、アルツハイマー型認知症>レビー小体型認知症>脳血管性認知症>ピック病という順らしい。
ピック病は性差は少なく、人格障害、情緒障害などが初発症状といわれているけれど、レビー小体型は男性に多く、記憶障害だけでなく幻視・幻聴や、妄想、抑うつなどの精神症状が目立つらしい。さらに歩行障害や体のこわばりなどの運動障害もめだつということだ。
日本では高齢者の認知症の約20%がレビー小体型らしく、記憶障害だけが認知症という認識は変えなければならないようだ。
特に、レビー小体型認知症は男性が発症し易いというから、家族に注意するようにしてもらわなければいけないようにはなりたくないものだ。認知症になったことは自分で判らないので、回りに迷惑をかけるようになってから、周囲が気がつくことになるというのが、悲しいかもしれない。
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