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2009/04/11

阿修羅展

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午後は、上野の東京国立博物館で開催中の「阿修羅展」。十大弟子像、八部衆像の現存する14体が総べて見ることができるのは、4月19日までなので、無理してしまった。

初日に開場前に800人も並んでいたというニュースがあったので、覚悟していったけれど、長蛇の列。入場制限もあって待ち時間は40分以上。最近は仏像ブームだそうで、猫も杓子もという感じで、中高年に混じって若い人も多い。

会場内は、もちろん混んでいたけれど、入って直ぐの中金堂跡から発掘された鎮壇具の展示は見向きもされず、空いていた。会場に入った人は一目散に、三つ目の展示室にある国宝「阿修羅像」のところに進んでいた。

国宝阿弥陀三尊像、十大弟子像、八部衆像はなかなかのものだ。照明が良くて、異空間にる気分になった。十大弟子は、般若心経などでおなじみの顔ぶれもいて、親しみが持てたし、八部衆は興福寺創建当時の空気を共有した感覚になった。

展示室の中央に「阿修羅像」は置かれていて、一段高くなった場所から全体を眺めることができ、下に降りて像を細かに見ることができるように展示されていた。人混みの中で、じっくりと観察するのは難しかった。

その他にも四天王像、薬王菩薩像、薬上菩薩像、釈迦如来像頭部など、なかなか近くで見ることのできないので、非常に興奮した。

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会場を外に出ると、まだ沢山の人が並んで入場を待っていた。

帰りに本館で黒田清輝の絵を見て帰ってきた。

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