立川談デリー
NHKラジオ第1の午後8時5分からの「新・話の泉」で謎のインド人が、インドの風習などについて紹介していた。
非常に流暢な日本語で、東海道五十三次をスラスラと言ったのでビックリした。謎のインド人はインド人実業家のマルカスという人で、インドと日本で旅行会社、インド料理店を経営しているらしい。
ヤッホー(?)で調べてみると、立川談志師匠の弟子で立川談デリーという落語家でもあった。「新・話の泉」のレギュラーの立川談志師匠が連れてきていたということらしい。『インド流!―マルカスが紹介するお釈迦さまの国』 という本もだしているというからすごい。
マルカスさんのインドについての話で面白かったのは、仏教とカーストについてだった。
「仏教はヒンズー教から見たら、仏教の釈迦はヒンズーの神様の一人なので大事にしていますよ」ということで、これは日本に伝わった仏教には如来、菩薩、四天王、八部衆など沢山の仏像が伝わっていて、それら多くはヒンズー教の神々だから納得というところだろう。
もううひとつカーストについて「インドでカーストは無くすことはなくて、カーストそのものではなく差別を無くすことで改善していている。これからもカーストを越えて結婚することはない」という話をしていた。この論理は日本人には理解できないけれど、インド人には理解可能なのだろう。
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