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2009/05/15

新型インフルエンザ(H1N1)の致死率は0.44%

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今日は「5.15事件記念日」、「沖縄本土復帰記念日」、「ヨーグルトの日」。最高気温が18度を越えず、涼しい一日。

初夏の空は、水蒸気が多いので、真冬の空のような青さはない。

文部科学省が推進する次世代スーパーコンピュータ・システムのプロジェクトで製造を理研から受けていたNEC、日立、富士通の内、ベクトル技術を担当しているNECが収益悪化を理由に製造から撤退を表明した。そのためNECと契約関係にある日立も撤退することになりそうだ。

今後は富士通だけで製造を続けることになるけれど、非常に厳しいのではないだろうか。世界不況が日本の製造業を直撃して、赤字決算になっている会社が多いけれど、NECはナショナルプロジェクトから離脱しなければならないほど、厳しい状況だったのかと驚いてしまった。

今週月曜日の11日にScience電子版に、メキシコのデータを使って新型H1N1ウイルスの感染性と重症度を評価した論文を発表した。

今回の新型インフルエンザ(H1N1)の致死率は、疑い例を含めた場合0.44%であるとの推計して、(1)致死率は1918年のスペインインフルエンザより低いが、1957年のアジアインフルエンザと同レベルであること、(2)感染性は、季節性インフルエンザよりは高いが、これまでのパンデミック(1918年、1957年、1968年)について推定された感染性のうちの最も低い値と同程度であることが示唆されているということだ。

注意は必要だけれど、大騒ぎするレベルではないということだろう。

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