重力ピエロ
伊坂幸太郎の小説「重力ピエロ」の映画化された森淳一監督の「重力ピエロ」を見てきた。
映画は、原作を読まずに見るのが一番だと思っているので、今回の映画も先入観無しに見たけれど、なかなか面白かった。
事件の背景となる弟の秘密が、染色体がほどけて二重螺旋のDNAになっていくように、色々なエピソードが、後半に向けてどんどん収斂してくるので、集中していないといけない。
これはDVDではなかなか難しいことで、映画館で見るべき作品だと思う。
加瀬亮と岡田将生の主演の二人がそれぞれいい雰囲気を持っていて、見ていて気持ちが良い。
最後の部分で、弟の春の言葉が意味するところが、自首することを暗示しているようだけれど、今ひとつ解らなかった。
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