孝庵の夕食を大いに楽しむ
期待の「孝庵」の夕食の時間になった。テーブルには、先付けとしてコゴミのゴマ和え、干しアケビの実にゴボウと打ち豆を詰めた煮物、アケビの新芽のクルミ載せ、カボチャの裏ごしのエゴマ、木の芽のおしたしゆべし添え、漬け物。
ビールをグラス一杯だけ飲んでから、料理を楽しむことに。
焼き魚は岩魚で、木の芽味噌がかけてあった。旨い。
お椀は、芋煮汁。良い出汁がでていて、体が温まる。
メインは、キノコ汁。去年もあまりの旨さに汁を全部飲んでしまったけれど、網茸、椎茸など色々なキノコや竹の子が入っていて、お椀とも違った味で、旨すぎる。
続いて、蕗の薹が入った手作り豆腐を揚げたものがでてきた。塩で食べるのだけれど、蕗の薹のほろ苦さと、豆腐の香りが心地よい。
〆は、冷たい手打ちそばをキノコ汁のつゆで食べるのだけれど、これも絶品。あっという間に無くなってしまった。
おつまみの揚げたそば
岩魚の骨酒は、しっかりと焼いた岩魚が岩魚の形の入れ物に入って出てきた。ちょっと飲んでみたけれど、酒に旨味がたっぷりとでていた。
これを「口福」というのだろう。
「孝庵」に泊まるのは、去年に続いて二度目だけれど、また来たくなる。これで一泊二食で7800円というのは破格だと思う。
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