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2009/06/15

デトロイト、米最悪都市の末路

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日経ビジネスONLINEにニューヨーク支局の金田、加藤両記者の「デトロイト、米最悪都市の末路」という記事があった。

先日見た映画「グラン トリノ」の舞台となったデトロイト状況は映画の中でも解ったけれど、この記事を読んで、数字を示されるとより具体的になった。

少し引用するとこのような具合だ。城下町と呼ばれる大企業に依存した都市は、産業の崩壊が、社会の崩壊となっていくことが如実に見ることができる。

 政府が認定する「貧困層」の収入水準で計算すると、貧困率は33.8%となり、大都市(人口25万人以上)では全米最悪となっている。失業率は22%にも達する。

 人々の生活苦は、そのまま犯罪の増加に結びつく。凶悪犯罪発生率は全米1位。1960年代の暴動もあって、白人は市内から逃げ出し、黒人比率が82%となっている。

 こうした負のスパイラルによって、人口減少が止まらない。50年頃には全米4位の180万人を誇ったが、今では半分の90万人まで落ち込んでいる。ここ数年も年2%の減少が続く。

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