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2009/06/12

新興・途上国が一次エネルギー消費でOECD抜く

BPの調査で、2008年に新興・途上国の一次エネルギー消費量がOECD加盟30カ国を初めて追い抜いたことを明らかにしている。

景気後退を背景に先進国のエネルギー消費は減ったが、中国やインドなどで大幅に増えているという。

2008年の世界の一次エネルギーの消費量は、世界的不況の影響で前年比1.4%の微増で、先進国では1.3%減少しているから、発展途上国での増加していて、その四分の三は中国によるものとされている。

2009年の世界の石油需要については、これまで減少を予測していたIEA(国際エネルギー機関)が、需要予測を上方修正した。しかし、2008年と比較して2.9%の減少に変わりなく、景気の回復ではなく、落ち込みの緩和を意味するということらしい。

先進国が不景気でエネルギー需要は減退しても、BRICSや発展途上国の生活向上によって、エネルギー消費が増加しているから、先進国の経済が回復したら、世界のエネルギー需要はさらに増加することになるだろう。

原油の価格も上昇傾向にあるけれど、さらに価格を押し上げることになるのではないか。

この辺りのガソリン価格も、少しずつ値上がりしていて、今週も水曜日にレギュラー1リットル115円が118円になっている。その前は、113円だったから、一月位で5円の上昇となっている。

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