Microsoft Officeは半数以上が2003
日経BPネットのITproが実施した業務で使っているオフィス・ソフトのアンケート調査結果は非常に面白い。
業務においてMicrosoft Officeを使っていると答えたのは回答者全体の99.1%ということで、一太郎は過去のものになってしまったようだ。
そのMicrosoft Officeも、最新のOffice 2007の普及率は半分以下で、未だにOffice 2003を使っている人が半分以上いるというのが面白い。オープンソースのOpenOffice.orgを使っているひとも19.2%と、意外といる。
Office 2007を使わない理由として、「旧バージョンの操作性に慣れている」と「バージョンアップにかかる費用が高い」という回答が多く、「互換性が保たれていない」、「コストがかかりすぎる」、「ユーザー・インタフェースが変わりすぎる」、「機能が多すぎて使い切れない」、「動作が重い」といった意見も多いらしい。
これはきたきつねも感じていることで、Office 2007のマンマシンインターフェースが大幅に変わってしまって、使う気にならない。Office 2007で突然変わったというのは、よく分からない。
それでOffice 2003のユーザーはバージョンアップに消極的で、PCを更新したときにOffice 2007がバンドルされているとそれを使うということで、積極的にOffice 2007を選択していることではないようだ。
マイクロソフトは、普及率に胡坐をかいて、OSのWindowsは価格も異様に高いし、Office 2007も種類が多いし、価格が高すぎるのではないか。
非常にリーズナブルな価格設定のMacOSを使っていると、Windowsの価格に驚いてしまう。あまりに高いので海賊版が出てきてしまうのだろう。
皆が業務用にOpenOffice.orgを使えば、Microsoftも反省するだろうに。
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