太陽光発電の電力1キロワット時当たり48円で買い取り
今日、エネルギー供給構造高度化法に基づく買い取り制度の詳細が決った。
11月1日から家庭の太陽光発電による余剰電力を現在の約2倍の1キロワット時当たり48円で買い取ることが決った。
買い取り期間は10年間で、電力会社が買い取る費用はすべての利用者に転嫁される。これが問題になる。
太陽光発電設備を設置できる経済的余裕のある家庭をすべての利用者が支える形となり、低所得者層や産業界からは負担増となる。特に、電力使用量の多い企業などからからは、反発がでてくるだろう。
自然エネルギーのうち太陽電池だけが優遇されるのはどうも納得できない。太陽電池の製造している大手電機会社のための施策ではないだろうか。
非常に安定したマイクロ水力やメタンガスによる発電した電力は、1キロワット時4円くらいの設備の維持も難しいくらいの低価格でしか電力会社は買い入れしないという現状と比較すると、どうも片手落ちの感はいなめない。
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