ヴェブレン効果

今日は「国連デー」。
昼過ぎからNPOの打ち合わせ。
木曜日のNHKの「出社が楽しい経済学」はなかなか面白い。22日の放送は「ヴェブレン効果」で、消費の外部性に関する三つの効果である「バンドワゴン効果」、「スノッブ効果」、「ヴェブレン効果」について、軽妙なコントで非常に判りやすく説明していた。
メインテーマの「ヴェブレン効果」の「価格が高いほど顕示的消費が増加する」というのは、安売りすればいいというものではなく、ネットの限定品や付加価値の高い商品が売れていることをうまく説明していた。
身近な例では、ルイビトンやエルメスなどのブランド商品は、ほとんど同じ品質の偽物が氾濫しているように製品の原価以上の価格で販売されているのに、女子高生が持っているほどよく売れていることや、タレントの田中義剛の経営する北海道十勝の「花畑牧場」で製造販売している「生キャラメル」や「アイスクリーム」が希少性で非常に高い価格でも売れているのが良い例だろ。
きたきつねのように、ブランドに関係なく性能などの実質で消費を決めるグループには、「ヴェブレン効果」は無縁だ。
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