久し振りの夢の島

午後から、夢の島の熱帯植物園であるコンサートのチケットを貰ったので、二十年ぶりに夢の島にでかけた。
柏で常磐線の各駅で新松戸にいき、武蔵野線で南船橋に、京葉線で新木場、徒歩で熱帯植物園に到着。夢の島ベアフットフェスティバルということで、植物園の入園料は無料だった。
ちょっと変わった形のドーム型温室の中は、熱帯。ハイビスカス、胡蝶蘭などの花が咲いていた。江戸川区に住んでいたときに行ったきりだから、本当に久し振り。

植物園の外に屋台がでていたので、B級グルメで有名になった「横手のやきそば」と巨大たいやきの「ばくだん」を食べてみた。

外はカリカリ、中はトロリで「ばくだん」が圧倒的に旨かった。中も餅やウズラの卵など意表をつくものが入っていてこれも旨い。

コンサートまで時間があったので、第五福龍丸展示館にいってみた。一度見にいったことがあるはずなのに、大きな木造船だったことを良く覚えていなかった。
日本は戦争での唯一の被爆国だけれど、戦争以外でも多くの被爆者がいる。それも大国のエゴにより巻き込まれた人びとで、今も原爆症で苦しんでいることを私達は忘れてしまっているようだ。
原爆や原発の恐ろしいところは、放射能の影響が非常に長い時間続くことだ。昨日のNHKテレビの「NHKスペシャル」の「原発解体~世界の現場は警告する~」を思い出した。
原子力爆弾についてはオバマ大統領のノーベル平和賞効果に期待したいが、原発はどうなるのか不安は深い。

植物園に戻るとポリネシアンダンスをしていた。最後の踊りの途中で、電源が落ちて、音楽がかからなくなってしまった。でも、ダンサーは慌てず踊り終えた。「サモサでは停電は普通なので、いつものことです」とスタッフのことを気遣っていた。先日の地震の義捐金を募っていたので、少しだけ寄付してきた。

コンサート会場では、出演予定の小室等さんがリハーサルをしていた。お茶を飲みながら夕方の開演を待つことにした。
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