« USB復活 | トップページ | 「エネループ」が発売4年で出荷一億個 »

2009/11/05

東芝のモバイル機器向けモバイル燃料電池「Dynario」

091105_1

今朝はそれほど気温は下がらなかったけれど、局地的に霜が降りていた。

10月末に東芝からモバイル機器向けDMFC(ダイレクトメタノール方式燃料電池)が発売された。モバイル燃料電池「Dynario」で、3000台の限定で、東芝の直販サイトで販売しているということだ。

「Dynario」の販売価格は、29,800円で、燃料カートリッジ(5本入り)は3,150円となっている。

1回の燃料注入で、携帯電話を2回充電可能ということだ。燃料カートリッジには50mlの希釈したメタノールが入っていて、1回のに注入できる燃料は14mlだから3回強使えるので、1回の充電は100円程度ということになる。

「Dynario」はリチウムイオン電池とのハイブリッド構造になっていて、燃料電池で発電した電気をリチウムイオン電池に充電しておくことで、出力の安定化をはかっているようだ。

大きさが約150mm(幅)×74.5mm(高さ)×21mm(奥行)で、重量280gと持って歩くのはちょっと無理かもしれない。東芝が、意地で発売した商品のようで、まだまだ実用的とはいえないと思う。



|

« USB復活 | トップページ | 「エネループ」が発売4年で出荷一億個 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東芝のモバイル機器向けモバイル燃料電池「Dynario」:

« USB復活 | トップページ | 「エネループ」が発売4年で出荷一億個 »