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2009/11/16

アメダスの一部廃止?

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今日は旧暦9月晦日。「幼稚園記念日」

気象庁は地域気象観測システム(アメダス)のうち、山岳部に位置する観測点74か所を今月20日までに廃止するということだ。いくら雨量レーダーの精度が上がったといっても、本当に実測データがなくていいのだろうか。

アメダスの多くは雨量観測だけを行っているのだけれど、防災上重要なデータを測定している。気象庁は、定員削減で測候所を閉鎖しているし、アメダスも減らしていくと、データの信頼性が下がってくると思う。

国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)がコペンハーゲンで開催されるけれど、「ポスト京都議定書」の採択が難しい情勢になっているらしい。さらに京都議定書の改正・延長も無理のようだ。

先進国だけでなく途上国や、京都議定書を批准していない米国も削減義務を負う枠組みを探ろうということだけれど、非常に難しいのではないだろうか。

京都議定書は、温室効果ガスの排出量が世界1、2位を占める中国、米国に削減義務を嫁していないから、ザル議定書になっていて、延長する意味はない。COP15はどこにも落としどころが見つからずに、迷走することになりそうだ。

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