映画「カールじいさんの空飛ぶ家」

夕方、シネマコンプレックスに昨日から始まった「カールじいさんの空飛ぶ家」を見にいってきた。
初めて3Dのアニメで、シアターの入り口で3D眼鏡を借りて中に入ると、3D映像のテスト映像が繰り返し流れていた。眼鏡をかけているとちょっと不便な感じで、視野が制限されるし、眼鏡の位置が動く感じ。
子供の頃にあった冒険好きの女の子と大人になって結婚して、先立たれて、その妻の夢を果たすために、大量のヘリウムを入れた風船を家に付けて、南米に旅立つという物語。
杖をつかなければいけなかった偏屈な老人が、目標のためにどんどん元気になって艱難辛苦を乗り越えていく姿は、ほほえましくも、羨ましくもある。
それに、ちょっと面白い冒険クラブの少年が絡んでくる。
夫婦の愛の形や、妻に先立たれた老人の思いなどが、上手く表現されていて、見て良かった。
3D映像は確かに奥行きがあってダイナミックな映像だけれども、眼鏡をかけると暗くなってしまうし、特に3Dでなくても十分楽しめる映画だと思う。
最後のタイトルロールで、声優やスタッフの名前が古いタイプライターで打ったスタイルになっていた。
スペシャルサンクスの先頭に、アップルのスティーブ・ジョブズの名前を見つけて一人で喜んでいた。
気になるのは、昨日始まったばかりなのに、観客が10人ほどしか入っていないことだ。ここ2年ほどの間に、10キロ圏内に一気にシアター数が三倍以上の28になってしまったので、観客が分散したということだろうか。
下妻、守谷にもシネマコンプレックスができているし、ちょっと供給過剰になってしまっているようだ。
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