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2010/01/26

お宝発見「CASIO FD-10v」

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いつも通る道に怪しいリサイクルショップがあって、なかなか入る機会がなかったけれど、土曜日に出かけたついでに、ちょっと寄ってみた。

中には色々なものはあるけれど、汚れたまま乱雑に並んでいて、値段も高めだった。これは駄目だと一回りして帰ることにした。

出口の近くの棚に恐ろしく古いOA機器やモデムなどが並んでいて、誰が買うのだろうと思いながら、棚の上の方を見ると、日本のデジカメブームの口火を切ったカシオのQV-10シリーズ用のフロッピーディスク装置「CASIO FD-10v」があった。

パソコンを使わずに3.5インチのフロッピーディスクに画像を保存できるという1996年当時画期的な記憶装置だった。値段も定価が29,800円で、多分余り売れなかったのではないだろうか。

値段が付いていないので、レジにいって値段を聞くと、1000円というので、「もう少し安くして」と交渉の結果800円で手打ち。ゴミの中から救出してきた。

帰って早速、QV-10Aに電池を入れて何枚か撮影して、転送してみた。といっても今時3.5インチのFDなど使わないので、物置を探してようやく1枚見つけてきた。

それと、データー転送ケーブルが付いていなかったので、ケーブル類の入った箱の中をあさって探しだして、QV-10Aと「CASIO FD-10v」をつないで、実行ボタンを押すと、カチンカチンとデータを書き出し始めた。

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PCにFDユニットをUSBでつないで、FDを読み込んでみたが、画像は書き込まれているようだった。

QVシリーズの画像は、CAMという特殊な形式なので、jpgに変換するために、画像データをPCのHDDにコピーして見たが、3枚ほど画像を転送した後、FDからデータが読み出せないと警告が出てしまった。

どうもFDがおかしくなっているらしい。それでも読み込むことのできたデータをjpgに変換してみると、ちゃんと映っていた。

いまさら320ピクセル×240ピクセルの画像を使う気にもならないのだけれど、コレクションしておこうと思う。

それにしても久し振りにフロッピーディスクを使ってみたけれど、ゆったりとしたデーター転送速度は非常に懐かしかった。

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