東京大学総合博物館で骨を見る
今、「命の認識」という企画展示が開催中で、展示室に入ると、入り口に保存液に入ったアジアゾウの乳児が迎えてくれた。部屋一杯に色々な動物の骨の標本が並んでいて、それぞれに説明が全く無いという面白い展示になっている。
別の所に展示内容を解説したシートが用意されていて、それを持って展示を見るようになっていた。この展示室だけは撮影OKということで、ミンククジラを中心に記念写真を撮ってきた。
エントランスホールは常設展示で、モースのコレクションなど、土器、土偶、日本列島で発掘された人骨の標本が展示されていた。
面白いと思ったのは、人骨で、一部現代人の骨との比較もあって、興味深い。縄文人の腕や足の骨は現代人と大きく違っているのは、労働強度の違いなのだろうか。
頭蓋骨の骨も縄文時代から江戸時代まで並んでいて、1万年くらいで随分と変化していることが判る。特に江戸時代の武家と町人の頭蓋骨の形が違っている標本は不思議だった。
時間があればもっとゆっくりと見たいものだ。
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コメント
こんにちわ。今日は冷たい雨雪の中、お店がお休みで大変失礼しました。骨が並ぶ写真はスゴイです。すごく近くにいるのに、いつでも行けるだろうと博物館への道のりは遠いのですが、いつかゆっくり見学したいです。
投稿: てらむら | 2010/03/10 01:35
てらむらさん
スコスからは、ほんの3分も歩けば行けますので是非一度行ってみてください。
あの大量の骨の展示は3月中のはずです。
投稿: きたきつね | 2010/03/10 10:11