予科練平和記念館
館内は7つの部屋に別れていて、「入隊」、「訓練」、「心情」、「飛翔」、「交流」、「窮迫」、「特攻」とそれぞれ資料が展示されていた。
予科練というのはエリート養成コースかと思ったけれど、15年間で24万人も入隊したらしい。でも、飛行練習生になれたのは2万4千人と1割程度と厳しい選抜があったのだろう。
訓練を終えた飛行兵のうち、1万9千人が戦死と非常に高率だったということだ。特攻という人を使った自爆兵器は、無駄に若い人びとの命を消耗したに過ぎないことがよく判る。
戦争というものの悲惨さ残酷さを風化させずに、きたきつねたちのように戦争を知らない人びとに伝えていくための施設として是非一度訪れるといいだろう。
「予科練平和記念館」から、陸上自衛隊土浦駐屯地武器学校の中にある予科練戦没者の遺書、遺品などを展示した「雄翔館」と「雄翔園」に直接行くことのできる通路ができていた。
ラベルにジェット戦闘機、戦車、軍艦の写真を使った「元気バッチリ」という栄養ドリンクがあったけれで、自衛隊専用のものだろうか。
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